結婚出産は若俳おたくの墓場か否か
たまに見かける、若手俳優を応援している側の結婚や将来についての話題。いまは最高に楽しい(つらい場合もあり)けど、自分も歳をとるし、推しも歳をとるし、人生はだいたいの人があと何十年も続くことになります。色々考えちゃいますよね。
そこで少し自分語りを。老婆心ってほどではないですが、適齢期(をみなさんいくつに設定しているかはわからないですが)過ぎたあたりかな?と思うばばあの自分語りです。たいそう身バレ要素がある気がするので、グループにも載せないし、そのうち消します。ミバレコワイ。
私はそんなにガッツではないですが、当初書いた応援スタンスのような感じで、とある方を応援しています。本気のガッツの方に比べたら全然ゆるいですので、全通はできていません。ひとつの作品に3~5回くらい、ほかの現場やイベントはまあだいたいいる感じです。
そんな絶賛推しくん応援中の身ですが、私生活では既婚、子どももいます。自分でいうのもなんですが、このおたくできている境遇は奇跡のコンボの産物だと思います。ミラクルが積み重なった結果、そこそこ精力的におたくをしながら、仕事と家事と育児をこなしています。(こんな状況でこんなおたくしている方にはまだ出会えていないので、もしいらっしゃったら仲良くなりたい勢いで孤独です。ご連絡・コメントお待ちしております)
結婚をするには、その前段階として、付き合うなりお見合いをするなりして相手と出会い、その人が結婚相手としてどうかを考える時間を持つ必要があるかなと思います。スピード結婚にしたって、2ヶ月や3ヶ月は考える時間を持つものだと思います。
私はおたくをずっと継続していたら、果たして結婚までたどり着いたかどうか、正直なところ自信がありません。数年前、元推しのことで、傷心となりトラウマを負った当時の私は、舞台という趣味を一回抹消しました。若手俳優がいまほど大量にいたわけでもないので、たいていの舞台に元推しとなにかしら接点があるキャストが出ていたり、関係する人がいなくても劇場自体が思い出を蘇らせる記憶装置となってしまっていたりで、まともに観劇する精神力がなくなっていました(劇場に行くと、ステージ上に元推しがいたときの映像が蘇って嗚咽する)。そうなった当時、すでに夫となる人とは付き合っていましたが、趣味が消えたことで浮いた余裕(時間・お金・気力体力)は、久々に二次創作に向かってイベントに出たり、将来のことを考えて自分を省みる時間に充てることができました。もちろんその精神状態に至るのは大変だったし、人生で一番ガリッガリになりましたうける。
推しが燃えたから結婚できたというわけでは決してありません。
でも、確実にそれをきっかけに、私は現実と、少し先の自分、10年後・20年後の自分のことに思考を割くことができるようになりました。そういう意味では、元推しにも感謝しています。クズな一件だったから、感謝って言葉で形容するのは癪だけども、良くも悪くも私の20代にいろんな影響をもたらしたことは事実。
きっと、もっと器用な人なら、推しに情熱を注ぎながら、人生設計もできるのかもしれません。ただ、私はどうやらそういうタイプではなかったようで、見兼ねた神様がひとりではうまいこと生きていけないだろう私にチャンスをくれたような気もします。推しの自滅がチャンスというのは、自虐にもほどがありますけどね!!!当時は本当にしんどかったんだぞ!!!
このときの出来事が、降りようと思うような一件ではなく、ゆるい匂わせやクズバレではなくカノバレ程度だったら、正直いまの私がどうなっていたかは分かりませんが、結局リアコではなかったので、どの道結婚はしていた気がします。ドレス姿への憧れすごい強かったしね!結婚準備期間は推しもいないし、舞台も行かなかったので、「現場を諦める」っていう負の感情を溜めずに済んだのはよかった気がします。なにかと打ち合わせだなんだで休日が潰れる日々だったので、ガッとテンションが上がることはないものの、大変心が健やかな日々でした。
ちなみに、夫は見た目では全然タイプではありません。すまないごめんね。でも、推しくんとの接触でめちゃくちゃに情緒不安定になるメンタルぺらぺらの私が、たいそう安定した状態で落ち着いて日々を過ごせる本当に稀有な存在であることはたしかです。子どもがいると、男女ではなくなり、ガチで家族になります。その際に、見た目にときめいたり、ドキドキするなんてことは、正直子どもの世話におわれてどうでもよくなるので、居心地がよいこと、そして趣味への理解があることが大事だと思いました。
そう、趣味への理解!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!すごい大事!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(相手がおたくでは無い方がいいと私は思っています。おなじように強いこだわりを持ったおたくだったら時間やお金、育児の分担について戦争する未来しかみえません。許容してくれること、口出しせずに見守ってくれること、自分も親として当然に育児をすること。いまのところこれが最強だし、この点が揃っている人なので私はおたくできています)
舞台から離れて、若手俳優のおたくもやめて、もしやこれは一般人では!?と思っていた時期が私にもありました。そして結婚しました。子どもも産みました。脱おたくきたこれ!と思っていたのですが、私は推しくんに出会ってしまい、舞台の楽しさを思い出してしまい、本能に従っていたらやっぱりおたくに戻っていました。もうこれが私の性なのだと思うことにしましたが、人は本質の部分でそう変われるものじゃないことを、ここに書き記しておきたいと思います。
ですので、本能的にまたおたくに戻ってしまいそう~~~と思っているなら、パートナーは趣味への理解がある、理解はなくとも許容してくれる、口出ししないでおいてくれる、見守ってくれる、そんな方がいいように思います(大事なことなn)。経験談としては。
私は諦めることが本当にへたくそなので、諦められずに意地でもあらゆる手を使って現場に行っていますが(それでも子どもの体調やヘルプが得られない日は諦めます、そこは最優先はもちろん子どもです)、これが正しいかと問われるとそうは思いません。置かれている境遇に対して、身の丈にあわない応援をしているようにも思っています。だからおすすめはできません。
知っている元おたくで今は主婦やママである人たちは、できる範囲の趣味として、円盤を買ったりライビュ、たまにどうしてもの作品だけ観にいっています。私は本来はそうすべきだと思っていますが、だって推しくんを本気で応援したいんだもの…!諦めるのがへただもの…!推しくんに会いたいもの…!(欲望に忠実)
もう一点、育児が想像より壮絶で、自分の存在意義がよく分からなくなってしまったこともあります。延々と生かすための世話をしている乳児期が終わった頃、自分の中でなにかが弾けた感じがありました。そこで出会うべくして推しくんに出会ってしまったんです。そう、デスティニー。そこで、数年ぶりに死ぬほど緊張しながら、若い男の子の現場に足を運びました。その日、頭の中に鳴り響いたのは、1stシーズン立海ファイナルのリョーマのあの曲でした。
「生きてる 生きてる 生きてる」
自分が自分らしく生きられる(というと大袈裟かもしれませんが)場所はここで、この楽しみのためなら、仕事もなんでも頑張れるし、心に余裕が生まれることで家族の大切さもより感じられるようになったし、ストレスが推しくんによって浄化されることで優しいママにもなれるようになりました。
そして、いまのわたしは思うのです。推しくんは、天使なのかもしれない、と!!!!!!
とまあ、このような生き様の賛否はさまざまだと思うし、おすすめもしないし、かといって他人に否定されるのも癪なのですが、こういう生き方している人もいるよ!という、なにかの参考(なんの参考にもならないように思うけど)になればいいなと、身バレ覚悟で書いてみました。そもそも結婚する必要も、子どもも、すべて個人の自由なので、そういうマウント的な意思は本当にカケラもないです。私生活の環境が変わっても、どうにかおたくしている人もいるよ、的なことを伝えたかっただけですので、おたくの仕方のひとつとして捉えて頂けたら嬉しいです。決して、結婚や出産がおたくの墓場ではないと思うので。
『アイ★チュウ ザ・ステージ』という新ジャンルと原作おたくの存在について
ご縁があり、先日千秋楽を迎えた『アイ★チュウ ザ・ステージ』を観劇してきました。
初見時はとても戸惑いました。
事前に公式からも「参加型」舞台だとはアナウンスがあったし、あらすじも以下のような感じで、客席の投票がその日のエンディングを左右するということは把握したうえで劇場に向かいました。
アイドルの卵を育成する「エトワール・ヴィオスクール」に通う、アイドルになっていく途中の「アイチュウ」たち。その三期生のF∞F、Twinkle Bell、I♥B、ArS、そして特別ゲストとして二期生の華房心が、会場のお客さんのリアル投票によってその順位が決まる、新人アイドルコンテストに参加することになる。優勝者にはオリジナル曲が贈られるという。仲間同士で競うのは嫌だと思う星夜だが、トップアイドルになるためには通らないといけない道だと自分を奮い立たせる。ところが、その新曲の手書きの楽譜が会場内で紛失!楽譜はどこへ?優勝は誰の手に?!どうなるこのコンテスト!!!
ところが、想像以上に参加型だった…!初見だった東京初日では、完全に置いて行かれまして、(お…まじか…こんな参加するのか…)となってしまって、完全にきょとん顔で終わりました。なんだか特になんの感情を動かされることもなく、2時間半が終わっていたんです。
そのときの正直な感想としては、「この手の舞台、あんまり相性よくないな」でした。
では、次に千秋楽を迎えたあとの私の心の声をお聞きください。
「あああああああアイステさいこううううううううう愛してる!愛してる!アイチュウたちみんな愛してる!がんばったね!プロデューサーおばちゃんが養ってあげるからあと500回公演やって~~~~~~~~」
わあ、ちょろい。というか、ひどい。これが俗にいう手のひらなんちゃらですね。でも、もともとある程度好意的な気持ちで観劇していたので、手のひら返しってほどではないですかね。
というか、これじゃ何もアイステージ(推奨)の良さが伝わりませんね。
あらすじは先程の引用の内容をご参照ください。まず投票システムについてざっと説明しますね。
まず入場時に1人1票のタグを渡されます。1幕では日常パートやなんやかんやがあって、コンテストの予選が開催されます。予選自体は、裏でパフォーマンス順をくじびきで決めました的なVTR演出が流れた後、その順番で5ユニットが予選曲を披露します。
ArS→I♡B→Twinkle Bell→F∞F→華房心
このパフォーマンスを見て良かったと思うユニットに、休憩中に投票します。(ロビー死ぬほどこんだよ!!!くさい!!!)
2幕では、予選の得票数と順位が発表され、票数の少ないユニットから順番に本選で曲を披露することになります。つまり予選最下位のユニットから順に歌っていきます。
その後、dB計測器が取り付けられたガンマイク(!!!)がステージ中央に登場します。
そうです、これで優勝ユニットを決めるんです。各ユニット10秒間与えられて、その間の客席からの声援のdB最高値で1位が決まります。後ろのモニターにdB数がガチで表示されていて、持ち時間のラスト3秒くらいは隠される演出が入りますが、体感としてはガチで結果が決まっています。
そして1位に輝いたユニットだけが、コンテストの優勝賞品である舞台オリジナル曲を歌う権利を得て、お披露目&エンディングとなります。
原作キャラの人気、キャラの濃さ(舞台映えする個性があるとやはり強い印象)、ユニットの人数(1人〜6人)、キャストオタクの人数、その回のアフタートークのメンバーなどいろんな要因が絡み合いながら、毎公演優勝ユニットが決まっていました。とても楽しく、とてもつらい公演でした。推しがいたらつらくて死んじゃう。
キャラクターやユニットの特色として、強いファンサができたり客席を煽りやすかったり、逆にそういう見せ場をつくりにくいキャラもいたりで、どうしても結果が偏ってしまうし、本気で悔しそうなキャストたちを見るのはなかなかつらいものがありました。どこが優勝しても、みんな称え合っていて素敵なんですけどね…。とりあえず全公演を通じて全ユニットが最低2回は優勝できたのは本当によかった。でもとても心臓に悪い公演でした。
さらに、客席参加っていうのはこれだけじゃないんです。
ライブパートはどんどん声出して行こうぜ!というスタンスの作品で、「声出すかどうか迷ったら出してください!どんどん出してください!」というアナウンスがあるレベルで声を出す舞台です。
ここはキンプリ応援上映会場か?
初日、そう思いました。
だって、コールアンドレスポンスでスクリーンに我々がレスポンスするべきコールが表示されるんですよ。
先頭バッターの桃井恭介くんを例にとると、
(恭介)「〆切終わった〜〜」
(客席)\桃井先生お疲れ様ー!/(これがスクリーンに表示される)
こんな感じです。(内容は原作準拠のセリフなどです)
かなりガチで叫ぶことが要求されます。予選曲披露前に、ユニットごとにメンバー紹介を兼ねたこのコルレスが入ります。
コルレスで喉を準備体操し、曲中も合いの手や声援を全力で送り喉を温め(ときどき私は温存した。喉もたねぇよ)、決選投票で全力振り切った声で叫ぶ。
いや〜〜すごい舞台だった。
舞台観劇で喉死ぬという初めての体験をしました。いくつになっても、初体験ってあるもんなんですね。
双方向な感じなので、最後は「もっとみんなの近くに行くぜ!」っていって、歌うわけでもなく客席を練り歩く時間まであるんです。
だから、次回*1は通路横確定割高チケ出してくれまじで頼むな運営ちゃんよ。
原作自体が、特定のキャラ同士で絡みが濃いこともあり、その人達のCP厨みたいなおたくは正直うざかったです。キャスト側もわかったうえで過剰サービスしているような節もあり、その都度鼻息フンフンしながら心の声が口からでちゃっている人が何度か周辺に座っていました。
演技パートはもちろん通常の観劇マナーの範囲内での観劇なんですが、上記のようにライブパートでものすごく声を出すので、そのまま劇場を映画館と勘違いしちゃったのかな?という原作おたくらしき人たちをお見かけしました。
観劇マナーは守ろうね(にっこり)
さて、ここからはなぞの考察めいた、ひとり思考がはじまります。
アイステージ(推奨)は、1月の原作アプリのファンミーティングで、舞台化がサプライズ発表されました。その発表と同時に、キャラビジュアルのキャストが登場し、各グループの持ち歌を振付込みで突然披露するという、ものすごいお披露目スタイルでした。
もちろん会場には舞台化地雷の人もいただろうと思いますが、原作ファンしかいない場所でこれをぶっこむことにした判断もやばいし、原作おたくしかいない場所に突然出ていくことを求められたキャスト陣の心臓を思うと、異様なプレッシャーがのしかかったことは想像に難くありません。
(同制作の某俳優アプリも題材的に舞台化マストな気がするので、この手のサプライズ発表は心しておいた方がいい気がしました)
でもこのシークレット出演によって、一定数の原作オタクが、キャラもある程度作り込んでから出てきたキャストに感動して、舞台にも実際にきていたし、同じおたく仲間にダイマ活動を熱心にしている姿を見かけました。
この手法が良いか悪いかはおいておいて、ひとつの事例としておもしろいなと思いました。
ここ数日話題になっている、2.5界隈でトップあたりに名を連ねる方たちが出たのにも関わらず空席もあった2.5作品云々の話を聞いて思ったのです。その俳優の本当のおたく(自称だけの茶の間などではなく、それなりにお金を使うし、ナマの演技を観るために入る人)は、それがチケットくそ取れない2.5だろうと、客席がホラーな2.5だろうと、ストプレだろうと、行くのです。
でもこの一件で明らかになったように、特定の作品でなくても劇場に足を運ぶおたくの人数なんて、これだけ名前の売れている人だって満員にするには及ばない人数なんです。
原作がある作品の場合、やっぱり原作を応援して支えてきた人たちを、どれだけ劇場に呼べるかも大事な気がしました。若手俳優のおたくとしてやるせない事実ですが、飽和状態の若手俳優界で、ひとりのそこそこの若手俳優が呼べるおたくの人数なんてたかが知れているんです(つらい。すごくつらい。行けないとかクソリプ送っている暇があったらその時間を労働にあててチケット買って劇場に入ろうな、本当に)
アイステージ(推奨)も、楽日以外は満員とはいえなかったし、必死に特典やハイタッチやらを追加してチケット売ろうとしていました。でも、これがシークレットお披露目もなく、出来の悪い(と私は感じた)ビジュアル解禁だけにとどまっていたら、もっと空席が目立っていたように思います。
なにが言いたいのかわからなくなりました。ただアイステージ楽しかったうけるって書きたかっただけなんですが、どうしてこうなった。
某Bもアイステージもたまたま観るご縁があったので、どちらがいいとか悪いではないし、原作オタクと若俳オタクは一生殴り合うしかないとは思いつつも、やはり双方のおたくがいないと成り立たないのが、2.5次元舞台ゆえの2.5次元性なのかなと思いました。
ちなみにこの2作品、どちらもアイドルの違った側面を描いていたし、デビュー済みプロアイドル達と、アイドルを目指す夢のト★チュウなアイチュウ達の視点の違いなど、別作品ではありながら共通する要素も多かったので、なんだか興味深かったです。
アイステージはちょうど1年前の2016年の9月ごろにオーディションだったそうです。キャストのみなさん1年間お疲れ様でした。2月公演の出演グループとキャストはまだ出ていませんが、そのまえにLiveも決まっているし、案外このままじわじわとシリーズになるのかしら。
声だすのとても斬新で面白いスタイルだったので、お家芸的にまたやったらいいな。キャストに推しがいたら、心が死にそうだけど、なかなかおもしろかったので、みなさんもご縁があったらぜひどうぞ!!!
*1:2月に公演が決定しました
しあわせの掛け算をしたい~母としての幸せ×おたくとしての幸せ~
24時間戦えますか
いうても、赤ちゃん0歳で産まれてくるけど、イコール親も0歳だからね!!!ドがつく新規だからね!(育児の)現場のアレコレを、現役の方たちに倣ってみたり、自分で試行錯誤したり。大変じゃないわけがないんですよ!初めての現場は誰でもおっかなびっくりドッタンバッタンだよ!でもいい意味で慣れるから!こわくないよ!!!ということを、お伝えしておきます。
おたくと母を行き来する、とある1日
日頃は時短勤務なので、夕方退勤して17時すぎにお迎えにいきます。平日ソワレでも、実母にお願いできれば、そのまま劇場に向かうのですが、この日はそれができない日でした。
いつもは帰宅してから夕飯の下ごしらえと掃除を済ませお迎えに行きますが、推しごとがある日の家事は翌日の私に任せます。それか前日の私に頑張ってもらいます。家事は相変わらず大嫌いで苦手ですが、明日は現場♪とか思うと、前日の夜にちゃんとご飯の用意済ませられる。私すごい(この程度ですごいって思うくらい本当に家事が好きではない)。というより、私にその原動力をくれる推しくんと、推しくんの魅力がすごいんです。
推しごとはハレの時間
別に育児や家庭はないがしろにはしていません(強調)。推しごとに出向いていない時、つまり日々の9割近くは100%で家庭のほうに力を割り当てています。うち30%くらいはネットですが。さらにそのうち10%くらいが仕事ですが。
推しごとは私にとってハレです。推しくんにイベントで会うのも、舞台を観に行くのも、全部幸せな特別な時間。
「B-PROJECT on STAGE OVER the WAVE!」に寄せて
傷口には塩を塗り込むタイプなので、心が耐えられるギリギリまで批判意見もツイッターで検索するようにしています。
最近ではこのカテゴリでも何度か話題にあがっている「B-PROJECT on STAGE OVER the WAVE!」について、賛否両論眺めています。
今回はこの作品について触れますが、私の立場は以下です。
原作プロジェクトはなんとなく把握していて各ユニットの初回のCDは後続ユニットも含め当時購入し、曲は気に入ってけっこう聴いていた。だけど、有料チャンネルに加入したりグッズを追うことは欠片も考えていないレベル。曲が好きというのがメインだったので、アニメのノリは合わずにリアタイは途中でギブアップしているがほそぼそアプリは続けている、単なる2.5舞台大好きおばちゃん。推しくんが出ているとは言っていない。
公演が終わって半月ちかくが経つ現在も、お皿の枚数数えだしそうな勢いで舞台化という惨劇を忘れてはならない、末代まで呪い続けるぞという気迫の感じられる発言をちらほら見かけます。
それほどまでの大きな感情を(マイナスなものであれ)これだけ持ち続けられるって純粋すごいな~と思うのですが、それもきっと原作への愛ゆえなんだと思います。
本公演、その後のライブ公演について、運営のそれはどうなの?と思う対応や、世の中の温度感については、こちらの記事がとても丁寧にコトの顛末を書いてくださっているので、私は省略しますね。
ちなみに私はとても楽しめました、とだけ言っておきます。
さて、私は2.5次元化について寛容です。寛容というか、この作品だけは舞台化ありえない!という境地はもうだいぶ昔に過ぎ去ってしまい、昨今の若手俳優による舞台界隈の現状を考えると、どの作品もイケメン俳優出演の舞台作品へと変貌する可能性を秘めていると思っています*1。
これは、私の熱量を舞台で輝く推しくんを中心に振り分けているせいです。推しくんへの熱量を超える情熱で応援しているものは他にないので、なにか特定の作品に推しくんに匹敵する情熱を注ぐことはありません。
たった今現在の目の前のことを優先する性格なことも手伝って、過去にとても熱を入れていた特別な作品ですら、推しくんの二の次です。
こんな調子なので、舞台化の一報を聞いても「あ~だよね」で終わりました。ので、もちろん原作厨の方々とは気持ちを共有できるとは思っていません。
この作品は近年稀にみる燃えっぷりだったわけですが、いろいろな要素が本当にタイミング悪く折り重なっていたし、舞台化以前にすでに溜まっていた運営への不信感などなどが舞台化をきっかけに噴出した部分もあるように思います。
その主なきっかけとなってしまった数人のキャストを、私もなんとなく快くは思いませんでしたが、あそこまでリプ欄でガンガン叩くのもどうかと思って眺めていました。過去がクソだったのはもうどうしようもないしなという気持ちと、その程度にやらかしたのはモデル出身でなくとも俳優にゴマンといるよなという悲しい現実があったからです。
(だからといって客商売である以上、そういう事実があることは今後も辛いと言っていないで粛々と本人は受け止めるしかないのだと思います。弱音を吐かず受け入れ、そのうえで誠意を持っていまの仕事をするしか贖罪にならないと思います。そういう意味で、あの手の発言は間違っていたと思うし、他のキャストも叩かれたことばかりを暗に指摘するのはどうかなと感じました)
まあそんなこと原作ファンの方には関係ない事情ですよね。せめて全員がテニスとか刀とか経験している俳優(実際いましたが)だったらよかったんですかね?
私は公演とライブどちらも入って、結果として技量は足りずとも、何人かはキャスティングとして良かったと思いました。もちろん俳優畑の方たちは、演技も込みで合っていたなと思いましたが、舞台化寛容ばばあの戯言なので反論は投げないでくださいね!
運営のやることなすことどれもが、舞台化絶許ウーマンの怒りに油を注いでいたように思いましたが、捌けないチケを見て見ぬふりしてそのまま公演に踏み切るより、最後まであがいてくれて多少でも客席が埋まったのならそれでいいかなと思っています。
(過去に推しくんの舞台で、チケ全然売れてないのに危機感をまったく抱かないクソ運営作品がありまして、その際にもうどんな手でもいいから売って!と思ったのでした)
この作品に限らず、感性の数だけ感想があります。自分が面白かった!と思うものを共有したい気持ちもすごくわかります。私も推しくんの作品を観たあとは、気持ちが昂ぶったまま雑多垢で最高だったと叫び続けている人種なので、「もうとにかく最高!いい!観てくれ!」とは思います。
ただときどき見かける「舞台化反対している人にこそ観てほしい」というのは、押しつけが過ぎて気持ち悪いなと感じています。おすすめする人としては、予想に反して舞台が最高に楽しかったんだと思います。不安だったけど観てみたら最高だった!それはすごく素敵なことですが、それを悩んでいる人に勧めるならまだしも、反対意見の人に勧めるのはどうよ…。
そんな穿った気持ちで観られる対象が推しくんだと思ったら、すごく嫌です。もしかしたら公演を観て気持ちが変わるかもしれないけど、ガチの反対勢なんてアラしか探さないんだから、その後酷評広められるだけだと思うんだけど、そんな想像してしまうのはきっと私の心が汚物なせいですかね!?!?
こういうことをぐだぐだ考えている性悪な人間なので、あまり安易に友人たちにも作品を勧めることができません。ごめんね推しくん…推しくんの良さを上手に広められなくて…だって舞台が好きって言われても脚本とか演出とかとの相性もあるしさ~~~~人に簡単に勧められないよ~~~!!!!
ですが、この作品に関しては、観劇していない人たちにまで悪い話ばかりが伝播して、一種の風評被害のようになっているのであえて勇気を出していいますね。
オバウェ*2はいいぞ!!!
これだけのことが言いたいがために、これだけ引っ張ったの本当にひどいですね。気になるキャストがいるなら、一度観てみたら楽しいかなって思います。あとアイドルが好きな方。
原作プロジェクトの基本の方向性である、アイドル達の仕事を覗いているような感じは、うまくマサミさん*3の脚本で描かれていました。人間としての葛藤ではなく、あくまでアイドルとしてファンになにをどう届けるかについて葛藤している姿がとても印象的でした。キャラが14人と多いですが、おそらく原作でキャラを知らなくても、1回の観劇で性格や関係性などがつかめる内容だったと思います。
そしてライブパートも多いのですが、曲が多くダンスもあるなか、全生歌で頑張っている姿は、成長を見守る系コンテンツ好きばばあ的には楽しかったです。世をときめく人気アイドルのパフォーマンスとしては技術面で心もとないところもありましたが、キラキラしていたので、とてもアイドルでした。(だがしかし音響は許さない一生許さない)
全力でアイドルをするキャストたちに夢をみさせてもらったので、私の中でこの作品は成功です。
おそらくたくさんの批判が原作や運営サイドに行っていると思うのと、興行面を考えると、同じキャストが集結して…というのは現実的でない気がしています。
ですので、ひとこと伝えられるとしたらこれでしょうか。
最初で最後の最高の夏をありがとう!!!
せっかく意を決してこの作品について触れたので*4、ついでに毒も少し吐き出させてください。
ライブでの追加の新柄トレブロ発売は許す。かわいいショット多かったしな。だがそれを既存トレブロと混ぜて全81種にしたことはまだ怒っています。しかも初日はほとんど新柄混ぜていないと思われる排出率。2日目は笑うほど周りも出ていたので、とにかく初日購入にぶっこんだ金を返してほしい。推しくんいないから許すけど。
あとあくまでキャラとしてのライブの場で、キャストの名前入れたうちわとか振るのはどうかと思うし、原作ファンの方の神経を逆なですると思うからやめてほしい。
最後にもうひとつ、なんでそんなにフォロワー多いのに行けないリプばっかりなの???一部キャストのファンが茶の間ばかりで驚きました。きっとそのへんからの集客も運営は期待していただろうに、全然なんだもの。実働ファン数を考えてから企画をして頂きたかった。
批判のない作品はないけれど、これが代表作のようになってしまう可能性のあるキャストさんは、少しつらいなと思わざるをえない舞台化決定から上演までの一連の流れでした。
どこかでもしこの作品に縁があったら、最高っていってる人もいたから10分くらい観てみようかなって思ってもらえたら、長文書いた甲斐があります!!!
ところで話は変わりますが、推しくん、年内のスケジュールはいま出ているもので全部ですか???もしまだ隠し持っているならそろそろ告知をお願い致します!!!
若手俳優に出す手紙について
吐き出したいことがたくさんあったはずなんだけど、どれもこれも推しがバレそうだし、推しがバレると身バレまでいきそうだし、で結局うまいこと書けるネタが見つからなくって、定番のエントリに頼ろうと思います。
お手紙の話。
本家ブログ(って表現であってますかね)さんを元に、だらだらと書きました。
- 宛名
便箋には「フルネーム+さま」で書きます。最初の頃は「様」にしてたけど、往々にして中身が堅苦しくなりがちなのに、そのうえ宛名も漢字で「様」だと、なんだかとてつもなく仰々しい感じになる…?と一度疑問に感じてからは、なんの意味があるのかないのか、いやおそらくないんですけど、「さま」にしています。それ以外の装飾はつけません。センスがないからです。絵心も皆無だからです。かわいい飾り文字なんかを書こうと思っても、まあよくて昆虫(悲惨)なので、昆虫つき手紙を渡すわけにもいかず、シンプルに宛名のみ。
差出人については、下の名前のみ。これはツイッターのリプ垢の名前にもしてあるので、わかり易かろうと思って同じ表記で書いています。受付で渡すタイプのプレボならいいんだけど、舞台以外の現場のおたくたちのモラルを信用していないので、万が一プレボ漁られても被害が最小限で済んでほしいという思いもあって、フルネームは避けています。実際放置プレボを漁っているのを目の当たりにしたときには背筋凍りました。きっと私の手紙なんて眼中になくって、プレの値踏みをしていたのは分かってるんだけど、普通にこえぇぇぇと思ったので、それ以降は絶対フルネームは便箋には書いていません。
まだ宛名の話だけですね。長いですね。勘の良い方は気づいているかと思いますが、文章大好きオバサンなので、手紙を書くという行為は大好きなんです。
そしてまだ続けます、宛名の話(笑)
差出人の横には、出したときのイベント名や舞台○日目なんかを書き添えます。ナンバリング的な意味もあるし、封筒を開ける時点(それがいつになるのかわからないので)で、推しくんが「あ、あの時期の手紙か」となんとなく読む前の心の準備をしてもらったほうが、手紙の内容が頭に入りやすいかな、という押し付けがましい配慮の結果です。
- 書き出し
「○○くん、こんにちは!」
定型文として、これを書き出しに固定しています。そのあとに「(私の名前)です」と付け足すこともあります。でもこれはもう最近あんまりやっていません。応援し始めから半年間くらいの、認知厨をこじらせていた時期の負の産物です。
ちなみに推しに対しては「くん」呼びです。推しが年下なので、「さん」もおかしいし、仲間内でも使われている一応公式(?)の愛称もあるにはあるものの、おそらく本人はファンからそう呼ばれることにちょっと抵抗があるのかな?と思う節もあるので、無難に「くん」としています。
- 内容
冒頭でも触れましたが、文章を綴るのが好きです。なので、手紙も出席票がわりに出している部分もありますが、極力推しくんに楽しんでもらいたいという気持ちがあります。
いや、そんな気合いれても読んでないって!という意見もごもっともなんですが、おそらく推しくん、わりと手紙を読むのが好きなタイプではないかと思っています(わぁ夢見がち)。本人が子供の頃から読書家だったと言っているのもあるけど、日頃教養を感じさせる発言やなんかを見たり、ちょっと芸術肌なところを見ていると、活字を通じて色々想像するのが好きそうなので。あと毎度仕事に一区切りつくと、読了報告があるので、今はまだそれを素直に信じています。
おっと、逸れました。
内容については、下記の手順で完成させます。
2)推敲
3)清書
書き出す前にざっくり構成を考えますが、もうどうしようもなく萌えたとか、役について語りたいパッションが燃えたぎっているときは、もうその回の手紙はそれだけを書こうと割り切って、ひたすら書いたりもします。
構成を考えるときは、こんな感じのメモを書いてから書き始めます。
・前回のイベントの感想(アレとコレとソレは書きたい)
・この前発表された○○についての期待とか
・雑談(この前見た映画のこと)
・直近のお仕事へのエール
基本は褒めます。たくさん褒めます。演技に関しては、こちら素人なので演出の意図とかまでは完全に汲めるわけではないので、「こんな細かいところまで観てるよ!」というのを伝えます(気持ち悪い)。それはいいところも、気になったところも。気になったところは、ダメだし的なことは一切書きませんが、「私はこんな気持ちを感じ取りましたが…」的な感じで書きます。もしそれを読んで本人がなにか収穫になれば、次の仕事で活かされるかもしれないし。いかんせん、推しくんはまだ俳優界では生まれたてにカテゴライズされると思うので、いろんな人のいろんな感想をたくさん吸収してほしいな、と。もはやファンかお節介な親戚のおばちゃんかわからない心境ですね。
雑談は読み飛ばしてもらっていいんだけど、ずーっと自分のことについて語られ続けるのもしんどいかな、と思うので、箸休めとして用意してます。本人とまったく無関係なこともアレなんで、推しくんが興味ありそうなジャンルについてちょろっと触れる感じの雑談を心がけています。
下書きは割と必須。気付くと論文みたいになっちゃうので、下書きしてから文章の重さとテイストを微調整。軽快な読み味と、応援の気持ちが届く読後感を目指してアレコレしています。読んでないかもしれないのに、偉い。いいんです、自己満のお手紙だから…!でも読んで!(笑)
- 締め
ありがたいことに、仕事が途切れないので、たいてい次の予定と体調を気遣って終わります。
フルネーム、日付、出したイベント・舞台名も書きます。ツイッターIDは認知厨をこj(略)
住所は最近は書いていません。別に返事は期待していないので。ただ最初の頃は、身元不明の者ではありませんよ、の意味を込めて何回か書き添えておきました。
- 手紙を渡す頻度
現場があれば基本的に1通/日。マチソワ間はお仲間といることが多いので書く時間ないので、日に1通です。
- 手紙の量
2~3枚。下書きの時点で、だいたい何枚かなってわかるので、長過ぎるときは添削して3枚に収まるようにします。どうしても長くなるときは、冒頭に注釈つけておきます。眼球大事だから、ムリしないでね、と。
- 手紙の種類
同じ便箋を使い続ける派です。なので1通目のときが大変。文房具屋やらセレクトショップやらをたくさん見て回って、推しくんが好きそうなデザインのものにしました。同じものを使い続けたいので、その文具メーカーの公式ショップで定期的に買い付けています(笑)同じ柄でカラーバリエーションがあるので、そこは役とか作品にあわせて使い分けています。同じものに固執するのは、以前の推しのときもそうなので、結局本質的に私は認知されたい欲求にまみれているのだろうなあ…。
封はおそらくちょっと不器用な推しくんが、簡単に開けられるようにシールで軽く止めるだけにしています。
- 手紙を書く時間
正直、手紙ってくっそ時間かかりません?毎回書く度に、愛がないとなせない技だよ~~~~推しくん分かってるかな!?!?って気持ちになりながら清書しています。下書きを書いておくのは、誤字の修正をしたくないから。見た目がよくないので、ノーミスでコンティニューしたいのです。
あと子ども達の世話もあるので、机に向かえる時間が極端に少ないです。その時間に書く内容考えながら、実際手紙に書いて、という時間がないし、途中で中断しても困らないように、下書きをするようになりました。
主に子ども達が熟睡している3時とか4時にいったん布団を抜けて、1時間くらいで清書して、なんとか間に合わせる感じです。
特に何と戦っているワケでもないんですが、こういう環境だって全力でオタクしてもいいだろう!?と。やっぱり目に見えない敵と戦ってるんですかね。戦っているかもしれません。
きっとこんな風に人知れず戦ってきた先人たちもいるのだろう…と自らを鼓舞しながら、私はまたレターセットの買い付けをするのです。
おしまい!
若手俳優応援スタンス
いまの推しくんを応援しはじめて1年近くが経ちました。色々思うこともあり、どこかに吐き出したいなという欲が募ったので、気が向いたらスタンスでとりとめもなく書いていこうかなと、始めてみることにしました。
自己紹介として、いつもこっそり読んで回っていた応援スタンスを書いてみます。
▽基本情報
首都圏住まい/三十代/家族と4人暮らし
都内で働いていますが、家庭の事情で平日の観劇は本当に厳しい。
平日マチネがあるなら、有給取っていったりもするけど、それも週1~2が限界なので、たまになんで私はおたくしてるのかな?って自問自答に苛まれています。
▽推しについて
推し自身もこんなに考察とかされているのは気持ち悪かろうと思うので、ここではなるべくぼかして触れます。正直仕事の内容というか経歴も特殊な部類なので、そこらへんに触れるとわりと簡単に分かる人には分かってしまう気がしますが…。
ざっくり言うと、2.5作品にも出たりする方です。
3年ほど前にも3年くらい、かの有名な2.5ミュージカル出身の若手俳優を追っていました。
この人を降りたのを機に、若手俳優や舞台観劇に正直疲れていたのもあって、そのまま界隈を離れました。もう絶対この世界には戻ってこないと思っていた話は、いつか書けたらいいな、と。
あんなに固く誓ったにも関わらず、いまこうしているので、本当にこの世界は業が深いと思うし、本質的に自分はこういう人間なんだなと思い知らされながらこの1年を過ごしてきました。
▽推す基準
今の推しくんに関しては、完全にとっかかりは顔です。
偶然彼を知って、単純に役ではなく本人としての容姿や、発信する内容に徐々に惹かれて…といった感じ。あとはやたらと接触の現場が多かったのもあるかも。そこでの対応とか、周囲への気遣いや、日頃の言動からにじみ出るクレバーな感じと品の良さに、自分でも不思議なくらいハマってしまって今に至ります。
以前の推しは、作品ありきで、大好きなキャラを演じているというところから始まったし、自分はそういうタイプだと思っていたので、まさかいい歳してこんな堕ち方をするとは…。不覚(でも好きだから、本当に笑えない)。ちなみにこの方は、前述の特徴にハマるところはほとんどなく、さらにいえば正反対。結局は、ピンとくるかどうか。直感が推す基準になっています。
顔から入った推しくんですが、順調に舞台の機会にも恵まれ、初心者のところからぐんぐん成長していくのを観るのはとっても楽しいし、つい最近出た作品で、本当に応援してきてよかったと思わせる演技を観せてくれたので、まだしばらくこの沼に浸かっていると思います。
経験の浅い子たちがめきめき成長していく姿を、老婆心ありつつ見守るのが好きなのは、数年前から変わっていないようです。
▽舞台を観に行く基準
推しくんが出ていれば必ず。3回以上は入ります。最低3回とかいいながら、9割入っていたりするので、チケットがいつの間にかチケットホルダーに入っている現象をどうにかしたい。
でも1年追って、資源もしんどい部分もあって、これからは本当に無理しない範囲にしようと思っています。
他の作品は刀のミュージカルはなんとなく毎公演入っています。そのほかは余裕ないので、気になったら配信や円盤に頼っています。便利な時代!
▽舞台以外のイベント等に行く基準
お財布しんどいのはここに理由があって、推しくん、舞台以外の現場がまあ多い!接触ありのイベントから、ライブっぽいものまであるので、そちらがなかなかお金かかります。
家庭の都合がつく限り顔を出しているので、なかなか立派な出席率だと思います。
基本は全部行くようにしてますが、諸々の兼ね合いがつかないときは泣く泣く諦めています。
▽グッズを買う基準
あるなら買います。
個人ブロマイドがあるなら多めに買いますが、購入数はそこの制作の舞台にまた出てほしいかどうかに比例しています。作品の内容や運営なんかに疑問を持っていたら、最低限に留めます。とはいえ、結局ビジュアルよかったら買ってます。ちょろ。
あと、いまはどんな現場もブラインドあるの、本当にしんどいですね。同担の方々、なんだか収集癖のあるタイプの方が多いようで、そんなおたくばっかりなので、なぜかレート高くなくても争奪戦のようになっていて、非常に疲れる。まあそれを横目にスルーできるほど達観してないし、私も元々収集癖あるほうなので、結局怒涛の交換会を開催してますね。卒業したい。
▽雑誌を買う基準
雑誌はほぼ載る機会がないです。載るようになったら、記念に買ってみたい。
▽映像を買う基準
出ていればすべて買います。
▽プレゼント/手紙について
手紙は基本は現場がある日は書いて持っていきます。一度すごくモチベーション下がったことがあって、その時のイベントには持っていきませんでした。あとは出している気がします。
プレゼントを貢ぎたい人ではないので、誕生日以外ではたまにしかあげません。好きそうだな〜〜っていうアイテムを見つけてしまうとあげたりしますが、雑巾がわりにでもして頂けたら幸いです、という気持ちであげています。推しくんは多方面に配慮するところがあるので、プレを着ていても特定できそうな柄は隠すし、服が写らないように工夫したりします。たまに仲間の写真に写り込んだりしているのを見る限り、どうやら着てくれてはいるようですが、基本的に上手に隠してくれるので、プレによるマウント合戦は表面化はしていません。
▽普段の行動
働き、家事育児をし、おたくしています。正直ものすごくしんどいです。でも好きなことしてないと息詰まってもっと悲惨なことになるタイプなので、しんどさは幸せの対価だと思って甘んじて受け入れています。
ネイルはセルフジェルで、現場に合わせて変えています。舞台なら作品とか役のモチーフ。別の現場では担当カラーとかあるので、それにしたり。自由な時間が限られるので、ネイルくらいが手入れの限界です。
▽同担について
痛々しいな、と感じている方々とは関わらないようにしています。現場では10以上歳が違う子達も多いし、関わりません。SNS上での交流もしていません。
日頃は同担の友達とよく一緒に動いていますが、たまに感覚が違うので、新鮮というかへぇ〜と思いながら話を聞いています。嫌悪感はないですが、舞台を観るスタンスが少し私とは違うので、作品自体についてアレコレ語りたい時には物足りないなと思ってしまいます。そんなときは1人でツイッターで壁打ちしまくっています。でも酒飲んで語らえるので大切なお仲間です。
ちなみに、まだお金を落としてナンボの駆け出し状態なので、茶の間は同担としてノーカウントです。とりあえず羽振りがよく、推しくんに迷惑をかけない同担さんが増えることは大歓迎です。母数の拡大、大事。
さらっと、のつもりが、なかなかの重さに…。鬱憤溜まってるのかな…。こんな調子で、日々感じていることをアウトプットしていく場にしたいと思います。ここまで長々と目を通してくださってありがとうございます。お疲れ様でした!