世界は推しでできている

若手俳優を推しているおたくの独り言墓場

もしも推しが選挙をしたら

すでにちょっと旬が過ぎていそうな、例の結婚宣言について考えてみました。

といっても私は該当の選挙には参加していないし、ほとんど知識もないので、その界隈でアレがどういうことなのかというのはなにも触れません。本業の方たちにおまかせします。

 

が!が!!!

他人事ではないというか、CDを買って投票している人たちの気持ちは安易に想像できてしまうため、少し推しくんの現場に置き換えてアウトプットしてみることにしました。

 

実は、これと似たようなシステムが、推しくんの現場のひとつで実際に稼働しているのです。

ざっくり言うと、ホストちゃんシリーズみたいなものです。課金額でメンバーに順位がつくようなシステムがあって、推しくんもそれによってグループ内での立ち位置が変動します。

ファンが課金→課金額(票数)に応じてグループ内でメンバーに順位がつく

まさにこの某アイドルの総選挙と同じ構図の渦中に推しくんもいるので、今回の一件はニュースを聞いた瞬間、ひゅっと肝が冷える感覚でした。

別に推しくんが結婚宣言したわけでもなんでもないのに(笑)

 

国民的アイドルと違って、まだまだドがつくマイナーな推しくんのところは、おたくの母数もたかが知れています。メンバー全員のおたくの総数ですらそのレベルなのに、さらにン人もいるメンバーで割ったら一人あたりのおたくなんて本当に慎ましいものです。

その慎ましい人数のおたくたちが、接触イベントの度にガツガツと課金をしてそれぞれの推しのために財布を軽くしていきます。

顔の見えない者同士の巨大な“数”と“数”の殴り合いならまだファンタジー感もあってよかったかもしれない。なんて思います。

だって、毎回イベントで顔を合わせるいつも見知ったおたく同士が、現地で現金握りしめつつ支払い合戦繰り広げて、推しているメンバーのために札束で殴り合っている図ってすっごく生々しくないですか?

(私が知らないだけなので、もしかしたら某アイドルの現場もそんな感じだったらごめんなさい!)

 

ファンサもらえちゃった♡とか今日マジ塩だった…とか、そんな主観に左右されるふわっとした感覚での対価ではなく、リアルとして手の中に握りしめられているイベント参加券とレシートの束は、たかが紙ですがなかなかの重みがあります。

それを言うと全通したときの舞台の半券束もまあ似たようなものな気がしますが、舞台は公演回数分しか半券は生まれないところが平和でいいな~とワケのわからないことを言い出すくらい、たかだか1時間や2時間で繰り広げられる上限なしループ上等の現場は、なんとも言えない空気が漂っています。

 

怖いし疲れるので、私もそろそろこっちの現場からは足を洗いたいな~と思っています。

しんどいな~~~って毎回思うわけです。推しくんに会えて楽しいはずなのに。

なんでしんどいと思うのか?

私はお金を出すことがしんどいわけではないんです。(お財布はそれなりに苦しいですがね!!!)

この狭い身内のなかでお金を積んだところで、別に推しくんの市場価値は変わらない、ってところがしんどい部分の核心な気がします。つまり費用対効果が感じられないものにお金をかけることがつらいんです。

国民的アイドルなら、その順位1つで芸能界での今後のあり方がまるっと変わるきっかけになったり、シンデレラガールになったりもある得るので、おたくとして選挙を無碍にしてはいけないと思います。

が、推しくんの現場はそうではない。そのマネゴトをすればとりあえず手早く現金ゲットだぜ!という運営の下心がすけすけなうえに、このグループ内で争った先になにが残るんだい…亀裂がメキメキ入っているだけじゃないかい…?Oh,どんぐり達よ…という現状が、なんともやるせないです。

 

とはいえ、対外的にあまり意味がないとはいえ、じゃあ順位が転落していく推しくんの姿を見ていられるか?と問われれば、ちょろいおたくですから、そこは「NO」と答えてしまう。

ぶっちきりトップでなくてもいいけど(俳優現場もありますし)、そこそこの位置にはなんとなくいてほしい。そう思ってしまうから、お財布を開くわけです。それでそこそこの位置をキープしていてくれれば、上でダラダラ書いていたしんどさや不満なんかも「ま、いっか。必要なことだったんだ、あれは必要経費よね」と処理してしまうこのポンコツ脳みそ!!!バカバカバカ!!!

(これもお仕事ですし、無意味とは思いません。ただ実感として、順位のためにお金を注ぎ込む行為が、こう次につながっていかない、空気を掴むような感覚で、疲弊するのです)

 

ああ、神様。地球上のどんな最先端工具でも砕けない、真に頑丈な意志が欲しいです。

 

少し逸れましたが、とにかく少しでもいい結果のために、微力でも助けになればとおたくは頑張るわけです。

で、そうやってたくさんお金をかけた末、某アイドルと同じように順位発表的なものがあります。そこでメンバーはファンの前でひとこと話すわけですが、つまりこの場で例の彼女はあの宣言をしたわけですよね。(やっと冒頭の話題に戻ってこれた!!!)

あの場で話すこと、メンバーによって様々だなぁという印象です。言葉少なに感謝を述べるだけの人、泣いて感情をバクハツさせる人、自分語りが始まる人。なにがベストってこともなくて、受け取る側の感性によって好みが分かれるところだと思います。

私は泣く系や演説系は苦手で、これから先の未来を感じさせてくれるような、そんな抱負をさらっと聞けるのが嬉しいタイプです。数に惑わされて一喜一憂するよりも、地に足をつけてこれからも着実に頑張って行ってほしい気持ちがあるからでしょうか。

まあその表現方法はなんであれ、ここで述べられるにふさわしい内容は、ファンへの感謝や、結果を受けての心境、これだけの票をもらった後にどんな姿をこの先見せていくのか、こういうものだと思うんです。

 

決して、結婚宣言ではない。断じてない。

 

投票みたいなシステムって本当にメンタルも削られるもので、期間中は誰がどれくらい入れたのかとか、私はもっと頑張れたはずじゃないのかとか、そういうことでいちいち疑心暗鬼になったり情緒不安定になって、結果発表は死ぬ思いで聞くし、いくら日頃のオタク活動が楽しくたってこのシステムは辛いんです。(当社比)

それがついに終わった、しかも自分たちの頑張りで推しメンの順位はすごくいい!やった!ここまで頑張ったかいがあった!本当におめでとう!!!

その先に待つ言葉がまさかの…。

 

平和に応援するのすら難しいこんな世の中じゃポイズン。

 

想像するだけで脳内阿鼻叫喚だな。

どうか推しくんからは嬉しい発表や宣言だけを聞いていられますように。