世界は推しでできている

若手俳優を推しているおたくの独り言墓場

育児兼業おたくのスケジュール詰め込み術

カテゴリの存続について

このブログ内カテゴリー「おたくと育児」について、その扱いをまだ悩んでいます。正直需要ないだろ~~~と思いつつも、書いている理由は2つです。

ひとつは自分の吐き出し用。ブログ自体そういうものだけど、育児とおたくに関しては特に吐き出したい気持ちが強い傾向があります。孤独感をこじらせているので。

そしてもうひとつは、こういうおたくの仕方もあったりするんですよ~というケーススタディの提示。提示というと仰々しいですね。単に、知ってほしいというか、「そういうのもありなのか」と認知されたいというか。出た!元祖認知厨脳みそ!


主にこの2点を理由に書き上げてみては、ひっそりと公開し、3日に一度は削除してしまおうかと管理ツールを眺めています。そこにネットの海をモーゼのごとく割って颯爽と現れた救世主達!ダダン!各所にとても温かなメッセージを頂戴しました。その節はありがとうございました。
単純なので消すのやめました。もうしばらくはこのブログ内にて、引き続きひっそりと更新していこうと思います。記事数が増えたら、いずれごっそりこのカテゴリだけ別ブログにするとか、なにか考えるかもしれません。ある日突然全部消えたら、凸られたと思ってください(笑うところ)。いや、笑えない。わりとリアルにメンタルぺらぺらなので、そういう事態になったらそういうことです。おしかりの言葉もやわやわふわふわでお伝え下さい。


全能の神・平日マチネ

さて、今回はどういう基準でスケジュールを入れるかについて書こうかなと思います。やっと本題。

はじめましての方に簡単にブログ主のステータスを説明すると、【若手俳優のおたく】【2児の母】【会社員】を装備しているしがないわかはい界隈の村民です。趣味のブログなので推しごとメインで書いていますが、命より大切なのは確実に子どもたちですので、それにまさるものはないです。いちいち注釈をつけていませんが、その点は絶対難攻不落の大前提です。

 

私のスケジュールはまず年度初めに、絶対に推しごとに行けない日が決まります。保育園の行事ですね。これに被っていない場合は、推しごと発表されたら私が頑張れる範囲でチケットを確保します。

 

唐突に始まる、時短ワーキングマザー的行きやすい推しごと日程ランキング~~~!早速結果発表です。

 

1位 平日マチネ
2位 土日公演
最下位 平日ソワレ

 

ランキングにしてみたものの、そもそもの選択肢が少なかった。すぐ見切り発車するタイプです、こんにちは。
では、それぞれ掘り下げていきたいと思います。

 

1位 平日マチネ

まずダントツありがたいのが平日マチネですね!これがある公演は(私的)神公演です!推しくんの出演作でもたまにありますが、毎回あるわけではないので、お願いだから毎日とは言わないから2回くらい平日マチネやって~!!!と思っています。

未就学児2人がいるので、平日は仕事終わりに保育園のお迎えミッションが待っているわけです。平日マチネだとだいたい13時~14時開演くらい。2時間半の公演でも17時前には劇場を出られるので、余韻ゼロで劇場をあとにして電車に飛び乗れば!お迎えにも間に合う!シッターさんも不要!

幸い私の職場は休みを取りやすい社風で(趣味のために新卒採用以降そういう会社を転々としている)、復帰後は幸か不幸か戦力は低めにしか見積もられていないので、私が休みを取れば万事解決するのが、平日マチネパターンです。

 

2位 土日公演

やっぱり楽日は外せないよねー!ということで、楽日が土日に該当する日は入っています。平日マチネがない作品だと、土日しか観られないことも多々あるので、そういうときはマチソワします。

この場合、神様ポジは家族です。家族に感謝しかないです。理解ある趣味の見守り、夫の高い育児スキル、そして子どもたちの寛大な心によって成り立っています。家族に迷惑をかけて出かけることになるのですが、平日は仕事に加え家事育児を苦手ながらも一手に担って奮闘しているので、ごほうびとして許されたい。許してくれる家族に感謝。

ライブやイベントものだと、2daysの土日公演だったりしますよねー。このときはものすごく頭が痛くなります。その前後にほとんど推しごとがなくて、家を開けてないような状況だったら、自分クソだなもう本当終わってるなってイメージの中で自分を何度もアサシンしながら行きます(結局行く)。誘惑に弱すぎるし、諦めるのへたくそすぎて、時々泣いています。でも、推しくん万能薬すぎて!!!結局推しくんの活躍を観て沸いて心持ち肌ツヤ良くなって帰宅すると、明日からまた育児も家事も仕事もがんばろ~~~ってなるので、高い栄養剤飲むより効きます。

 

最下位 平日ソワレ

やっぱり初日は外せないよねー!なのになんで平日ソワレが初日の舞台って多いのかしらー!

各所への調整をたくさんしないといけないのが平日ソワレなので、平日ソワレに入るときが一番大変です。平日ソワレのメリットは仕事を休まなくていい点。デメリットは人手の調達が必要な点ですかね。

幸い、定期的に孫とべったりしたい実母が遠くもない距離にいるので、おうかがいして来てもらえそうなら来てもらいます。こちらも感謝しかありません。子どもたちが言葉での意思疎通できるようになったあたりから、身の回りのこともそれほど手がかからなくなったので、実母にかかる負担も最低限で済んでいます(済んでいるはずです)。実母には実母の暮らしがあるので、ここがダメだったらさすがに諦めます。大事なのは最後まで諦めないこと!!!諦めたら試合終了…!!!

実母含め実家もありがたいことに趣味に理解があるので、ままがリフレッシュするためにも積極的に観劇に行ってらっしゃい!と言ってくれます。おそらくここは天国です。もしくは、私自身前世できっとなにかいいことをしたんだと思います!なんてね!(いつかバチが当たるやつ)

 

こんな感じで、あらゆる手を駆使して、1作品なんとなく3回は入れたらいいな~というスタンスです。え?観終わったあとテンション高めに窓口でチケット増やしてるおたくみたことある!?!?あ、それ私!無理に無理の上塗りをしていくのが好きです。


私が推しごとをできる理由

本当に環境次第だと思います。パートナーが、ひとりで休日に子どもの相手できないパターンとか、休日くらい休ませろよって寝室から出てこないパターンとか、ママいないとぼくちんご飯どうしたらいいのか分かんないよパターンとか。こればっかりは、実際子どもが産まれてみないとわからないもので、見極める術もない。この人!って決めて結婚した方が、実際に子どものいる家庭でどうなっていくかは、もうギャンブルだと思うしかないかもしれないです。


でも、嘘も方便!(唐突に開き直る)

別に推しごとをしに行くっていわずとも、旧友に久々に会うとか、同窓会とか、会社のよくわからない付き合いに駆り出されるだとか!それっぽいこと言って家出てしまうのも手です!(体験者は語る)家を出てしばらくの1人時間をもぎとれば勝ちです、あとひっそりとカバンに忍ばせたチケット持ってればね…(ゲス顔)

最初は数ヶ月に1度、特別なご褒美的な感じで出かけつつ、そうこうしているうちに半強制的にパートナーの育児力もスキルアップしていきます。【ひとりで子どもをみる】という未知の体験が怖いだけなので、回数をこなせばそれほど無理なことじゃないと思い始めるはず…。そして徐々に増やす推しごと…。

少し強引かもしれませんが、これくらいの強行突破をしないと、夜中子供達が寝付いた頃に夫に頼んでコンビニにでかける、このレベルしかなかなか完全にひとりになれる時間ないかもしれません。私はひとり時間のなさに窒息寸前だったので、多少強引でも時間をつくりました。

 

妊娠・出産・育児と、なんだかんだ2~3年は、自分の体もホルモンバランスももろもろゼロというよりマイナスになったり、ぐちゃぐちゃになりました。私はその間、趣味と言える趣味はなくって、家に居ても楽しめるのでひたすら狂ったようにアニメをみていました。当時それはそれで滿足していたし、楽しかったです。


趣味というものに意識が向くということは、余裕がない崖っぷちギリギリな状況から抜け出しつつあるっていうことだと思います。だから、目の前にかわいい子どもがいながらも趣味のことを考えていて、なんて私は母親として罰当たりなんだ~とか、そんな風に自分を追い詰める必要はないと思っています。母親だって人間です。子どもの命をつなぐ・守るという精神を削る生活をすくなくとも1年弱送るんです(もちろんもっと長いスパンで必要ですが、世話をしないと本当に命をつなげない期間を指しています)。ずっと赤ちゃんだけを見つめていた日々からふと顔をあげた先に、好きなものが待っていたらいろんな活力が湧いてくると思うんです。


私は湧いてきました。現実は容赦なく押し寄せる、子どもたちはすごいスピードで成長していく、伴って環境もぐるぐる変わる。溺れそうな現実のなか、まさに“違う世界を観せてくれる”存在が推しくんと、推しくんがみせてくれる世界でした。書き方重苦しいけど、依存はしてないので大丈夫(なにが)

 

別に現場に足繁く通わずとも、円盤や配信で好きな作品を観て、たまーに好きな作品を劇場に観に行って日々の疲労やストレスを昇華させるのも素敵な推しごとだと思います。

為せば成る!!!それを信念に私は日々ほそぼそとおたくをしています。


好きなことを諦めるより、他でしわ寄せが来て大変でも好きなことのために頑張りたい。何倍も労力がかかってしまったとしても、その先で待っている(待ってない)推しくんは最高に最高です!!!